メイン

団体

2006年07月28日

なにわ大賞贈呈(も~て~)式

今回で第9回を迎える『なにわ大賞』は毎年7月28日「ナニワ」の日に行われています。

IMG_2565.JPG

『なにわ大賞』というのは「なにわ名物開発研
究会
」が 『大阪一のいちびり』を募り、
直木賞作家の「難波利三」先生をはじめとした選考委員の方より受賞者が選ばれます。 

IMG_2578.JPG

「いちびり」の語源は、せり市で手を振って値の決定をとりしきること、
また人のことをいう「市振り」から起こったと言われ、
転じて物事のリーダーシップをとることや、その人のことを言うのだそうで、
大阪でユニークな活動をしている個人や団体を掘り起こして、市民の視点から「町衆」を表彰しています。 
 
今年は本町のコクサイホテル跡地に7月7日にOPENしたばかりの「シティプラザ大阪」で行われました。

選考委員長の難波先生が読み上げる賞状の文末には
「あんたはえらい!」と書かれているそうで「あんたエライ、よう頑張ったはりますなぁ」
と称え合うのに贈呈や授与はおかしいという単純な疑問がわき、
も~て(貰って)という大阪弁から『も~て~式』というネーミングになったのだそうです。

大賞は「おはなし会」のたなかやすこさん。 
幼稚園や小学校・公民館などでや戦争体験などを大阪弁で語っておられます。 

IMG_2567.JPG

表彰式の後、部屋を変えて受賞パーティは立食スタイル。
鏡開きで始まりました。

IMG_2586.JPG


大賞のたなかやすこさんが、昔話「天満のとらやん」をお話ししてくださいましたが、
「まんが日本昔話」の市原悦子さんのような感じで
やさしい口調の大阪弁とリズム感のある話し方、馴染みのある大阪の地名。
たなかやすこさんの世界に引き込まれ心が和みました。


私が印象に残ったのは「道草おじさん」河村信幸さん。 
シュロの葉っぱでバッタやカエルを作ったり、ススキの葉を30mも飛ばすことができる
という子どもに取ったらヒーローのようなおじさん。 
 
このホンモノそっくりのバッタ! 

IMG_2583.JPG
 
児童館や青少年センターで子ども達に教えておられるんだそうです。 
こういうことを大人たちが子ども達にもっと教えて外遊びの楽しさを
子ども達に知ってもらえたら良いですね。
 
SPレコード2万枚ものコレクター、宇野晶さ
んは日本で1枚現存の「六甲颪」の原曲をパー
ティでかけてくださいました。 
 
「お・お・おお~おおさーかタイガース!フレーフレフレフレーーー」ってなってましたよ!
大阪タイガースだったから、お・お・おお~だったんだそうですよ 

他にも60歳を過ぎたドラゴンボードの女性チーム『こいさんず』さんや、
つまようじ500点を展示している『つまようじ資料室』さん 
堺の歴史ある商店街のまちづくりをされてる『大小路界隈(夢)倶楽部』さん、
色んな活動をされてる方が居られました! 

 
皆さん、本当に生き生きとされていて、こういう『天命』のようなものと出会われたって幸せ
なことだよな~って感じました。 

今回のトロフィーは全部クリスタルだったんですが、
やはりステージ上ではライトに照らされてキラキラして映えますね♪

光り輝くトロフィーを持つ受賞者の笑顔はとてもステキでした。

2007年11月27日

天満天神繁昌亭 『繁昌亭大賞』

第一回 繁昌亭大賞の表彰式が天満天神繁昌亭で行われました。

大阪に、60年ぶりに落語の定席、『天満天神繁昌亭』ができて1年。
次にやる事は何かと考えた時、繁昌亭のスターを作っていくのが私の役目だと思いました。
・・・と上方落語協会、会長桂三枝さんのご挨拶で始まりました。

大阪には真打ち(しんうち)制度というものがありません。

東京では毎年、真打ちが発表されて、その人達が「取り」という役目を与えられるんですが、
大阪では、そういうのがありませんので、どこでどう線を引いてよいのか、
若いのに頑張っているのになかなか後ろに出られないというところがあったので、
『繁昌亭大賞』を作り、大賞・奨励賞を取った人は「取り」を取れるという事を考えました。

審査の方法は大変過酷で、半年間24名の審査員がいつ来るのかわからない
毎回、手の抜けない舞台をしなくちゃならないわけですね。

私や協会の人間は一切関与せず、審査員の方に
「一門のバランスや年功を考えずに
 客席に座ってるお客さんの反応や
 ご自分が思った感じで選んでください。」とお願いしました。



私が、この繁昌亭大賞に関してヒトツだけこだわったところがあるんですね。

それは、これまで色んな大きな賞をもらってきましたが、
トロフィー・楯が結構、賞の割にはセコかった・・・

部屋に置き、嫁や子供に自慢していただけるためにも
これだけはこだわりました。

商店街のトロフィー屋で一番大きなトロフィーを!

この楯も桧(ひのき)でできております。
桧舞台に立てるように・・・

そして座布団には四天王の魂を込めております。
春団治師匠の赤い人力車、楽という米朝師匠の字、
繁昌亭というのは松鶴師匠が名付けましたし、
見台と膝隠しは文枝のもであります。
裏には審査員の名前が刻まれています。

このトロフィーと楯以外にも表彰状・賞金もございます。
このトロフィーと楯があれば、家の中でも大きな顔を!(笑)


それでは只今から表彰式に移らせていただきます。


「表彰状

 第一回繁昌亭輝き賞 桂歌之助様

 あなたは平成19年度後期の繁昌亭において
 著しい成長をとげ ハツラツとした高座をつとめました。
 その芸は繁昌亭大賞選考委員会が将来を嘱望するものと認め
 ここに表記の賞を授与します。

 平成19年11月27日
 社団法人 落語協会会長 桂三枝」


表彰状と賞金。楯が三枝さんから桂歌之助さんに渡されました。



「表彰状

 第一回繁昌亭創作賞 桂三風様

 あなたは平成19年度後期の繁昌亭において
 後世に語り継がれると期待される創作落語を披露しました。
 寄ってその功績を繁昌亭大賞選考委員会が認め
 ここに表記の賞を授与します。

 平成19年11月27日
 社団法人 落語協会会長 桂三枝」



「表彰状

 第一回繁昌亭爆笑賞 桂かい枝様

 あなたは平成19年度後期の繁昌亭において
 笑いの多い高座を勤め、
 上方落語のもつ爆笑の魅力を遺憾なく発揮しました。
 寄ってその功績を繁昌亭大賞選考委員会が認め
 ここに表記の賞を授与します。

 平成19年11月27日
 社団法人 落語協会会長 桂三枝」


「表彰状

 第一回繁昌亭奨励賞 桂あやめ様

 あなたは平成19年度後期の繁昌亭において
 熱気溢れる高座を勤め、集客動因にも大きく貢献しました。
 寄ってその功績を繁昌亭大賞選考委員会が認め
 ここに表記の賞を授与します。

 平成19年11月27日
 社団法人 落語協会会長 桂三枝」

「表彰状

 第一回繁昌亭大賞 笑福亭三喬様

 あなたは平成19年度後期の繁昌亭において
 常に質の高い落語で多くの観客を魅了し、
 繁昌亭の名前を広く各界・各層に広めました。
 寄ってその功績を繁昌亭大賞選考委員会が認め
 ここに表記の賞を授与します。

 平成19年11月27日
 社団法人 落語協会会長 桂三枝」


「白鵬(はくほう)の気持ちがよくわかる(笑)
 
 第一回繁昌亭大賞。今日は5人のメンバーがこうして選ばれました。
 我々の頑張りが、この賞をどんどん大きくするんじゃないかな
 喜びと、そして責任を託された重荷も感じております。
 
 将来は園遊会で陛下の前にも呼ばれるように頑張りたいと思います(笑)
 本日は本当にありがとうございました!」

「このメンバーの名前を覚えていただきまして
 どうか繁昌亭に足を運んでいただきたいと思います。」



 そして、最後は大阪締めで締められました。

 『打ちましょ!チョンチョン! もひとつせ!チョンチョン!
  祝おうて三度 チョチョンガチョン♪』

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この『繁昌亭大賞』の表彰式は、
繁昌亭の夜席を『繁昌亭大賞受賞記念発表会』とし、
受賞者の落語の中入り後に行われました。

受賞者が披露した落語は以下の通りです。

『繁昌亭輝き賞』 桂歌之助さん   「阿弥陀池」
『繁昌亭爆笑賞』 桂かい枝さん   「ハル子とカズ子」
『繁昌亭創作賞』 桂三風さん     「振込め!」
『繁昌亭奨励賞』 桂あやめさん   「ちりとてちん」
『繁昌亭大賞』   笑福亭三喬さん 「仏師屋盗人」


この『繁昌亭大賞』は上記の通り、
桂三枝さんが繁昌亭からスターを作り出したいとの思いで作られた賞です。

選考委員はマスコミ関係者・地元商店街関係者・大阪天満宮関係者など
24名で、協会関係者・落語家は入っていません。

審査方法は選考委員の方がいつ見に来られているかわからない抜き打ち審査。
そして、11月7日選考委員会の方々による投票で各賞が決められました。

■繁昌亭大賞<賞金10万円と賞品>
 年間を通じさまざまなネタに磨きをかけてクオリティの高い落語を披露し、
 定席としての繁昌亭の名前を各界各層に広く知らしめた入門25年以下の落語家

■繁昌亭奨励賞<賞金5万円と賞品>
 年間を通じ熱心な高座を努めて集客動員に貢献し、対象受賞者に次ぐ功績が
 認められる入門25年以下の落語家

■繁昌亭爆笑賞<賞金5万円と賞品>
 年間を通じ高座から健康的な笑いを提供し、繁昌亭のお客さんに大きな支持を受けた
 入門25年以下の落語家

■繁昌亭創作賞<賞金5万円と賞品>
 年間を通じ新鮮なネタづくりに挑み、話題性のある創作落語を
 繁昌亭で口演した入門25年以下の落語家

■繁昌亭輝き賞<賞金5万円と賞品>
 年間を通じ芸の口上に励み、繁昌亭内外からも著しい成長を認められた
 入門10年以下の落語家

来年からは、大賞・奨励賞の受賞者が「取り」を、
爆笑賞・創作賞・輝き賞の受賞者は「中取り」を務めます。

第二回繁昌亭大賞は5月開催予定。